こんにちは、MASAYAです。皆さんはフリースクールにどのような子が通っているか気になったことはありませんか?フリースクールは自由な学びをする環境があります。そのような環境は、学校ではない居場所を求めている子や、好きなものを自分のペースで学びたい子に合っているかもしれません。今回は中学生のころにフリースクールを利用した私自身の考えや、フリースクールで出会った友だちの話をもとに、フリースクールに通うのに向いている子の特徴を3つご紹介させていただきます。この記事が、不登校で悩んでいる方や、そのご家族、友人の皆さんにとって少しでも参考になれば嬉しいです。1.学校以外の場所で心を休めたい子フリースクールに向いている子の1つ目の特徴は「学校以外の場所で心を休めたい子」です。学校のルールや環境になじめず、ストレスを抱え込んでしまった子は学校にいけなくなってしまうかもしれません。そういった場合にはずっと学校に行かないのではなく、あくまで学校に復帰することを目標としてフリースクールに通うのも手段の一つかと思います。私の友だちには、担任の先生と合わなくて学校に行けなくなってしまった子がいました。その友だちは学年が変わるまではフリースクールを利用し、担任の先生が変わったタイミングでまた学校に通うようになっていきました。ストレスの原因が一つあると、それが続くうちに他のことも嫌になってしまうかもしれません。例えば、はじめは先生が嫌だっただけなのに、いつの間にか授業を受けるのが苦痛で学校が嫌になったりなど。私もはじめは勉強についていけないことがつらかっただけだったのに、次第に友だちとの関係も悪くなり学校に居場所がなくなっていきました。保健室登校や、遅く登校するのも苦痛で学校に行けないという子には、一度学校を離れて精神的に安定するまでフリースクールに通うという手もあるでしょう。2.自分のペースで勉強を進めたい子 フリースクールに合っている子の2つ目の特徴は「自分のペースで勉強を進めたい子」です。学校でまわりと比較してしまったり、学校のペースで勉強をしたくない子などには、フリースクールのゆとりがある学習環境が向いているかもしれません。学校での活動はテストの点数や運動会、合唱コンクールなど競争が多く、こどもたちの中には常にみんなと比べられていると感じている子も少なくないでしょう。そうした競争のなかで周りとの比較に疲れてしまった子は、フリースクールで自分のペースで勉強をして回復していくこともあります。私も学校では勉強面でまわりと比べてしまい、焦って何も頭に入らないまま宿題をするだけでした。しかしフリースクールではそもそも皆が同じ範囲を学ぶわけではなく、教科によって進み具合が違います。私は数学が苦手だったので小学校の算数まで遡って勉強し、人と比べずに自分のことだけを考えて学ぶことができました。自分のペースで学習できたおかげで勉強への苦手意識もなくなっていき、結果的に中学校の範囲はすべて終わらせて、高校に進学することもできました。3.自分の興味があることを学習したい子フリースクールに合っている子の3つ目の特徴は「自分の興味があることを学習したい子」です。このような特徴がある子にも、自由度の高いフリースクールの学習は合っていると思います。例えばフリースクールでの私の友だちに、料理がとても好きな中学生の男の子がいました。その男の子は普段の活動でよく料理を作っていて、将来は料理の専門学校に行って料理人になりたいと話していました。このように自分の好きなことを学習したい子にとって、フリースクールの興味に基づいて自由に探求できる環境は向いているでしょう。すでに学びたいことが定まっている子はもちろん、自分の学びたいことが分からないという子も日々の活動や、スタッフの方と話していくなかで目標を探す事もできます。私はフリースクールに通っている当時は明確な目標を持っていませんでしたが、フリースクールでの活動を通して、教育の道という今の将来の夢をもちました。まとめいかがでしたでしょうか?今回はフリースクールに通うのが向いている子の特徴を3つお話しさせていただきました。それぞれの特徴は、通常の学校の活動内では受け入れられにくい場合もあるかもしれません。実際、私がみてきたフリースクールでは学校で何かしらの事情があって通っている子が多かったです。ですが、そんな事情を気にせずに自由に学べるところがフリースクールの良さだと考えています。こどもたちにとって、互いに尊重しあいながら切磋琢磨できる環境はかけがえのないものだと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。次回は、フリースクールで出会った面白いスタッフの方のお話をしたいと思います。フリースクールについてのご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。記事についてのご意見、ご感想などもお待ちしております。これからもよろしくお願いします!