こんにちは、MASAYAです!今回から4回にわたり、不登校から通信制高校に進学した経験を持つ私が、通信制高校で過ごした日々についてお話したいと思います。題して、「不登校経験者が語る通信制高校のリアル」です。第1回となる今回は、 「通信制高校に入学する前の不安」 についてお話ししたいと思います。さっそくですが、このブログをお読みの方の中に、こんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか? ・生活リズムが崩れているけど通信制高校に通えるのかな・入学した後の人間関係がうまくいくか分からない...私も通信制高校に進学する前は、「本当に通えるのかな」という不安を強く感じていました。 しかし今は、「あのときの不安は、抱えたままでも大丈夫だった」と考えています。生活リズムが整っていなくても、気持ちの準備ができていなくても、「これならできる」ということを続けて少しずつ前に進むことができました。この記事では、私が入学前に強く感じていた不安について、①最初の一歩を踏み出すこと②通い続けること ③同世代と話すことこの3つをお話ししながら、実際に通い始めて不安がどう変化していったのかをお伝えします。この記事が、「不安を抱えたままでも大丈夫なんだ」と思えるきっかけになればうれしいです。それでは、ぜひ最後までお読みください!①最初の一歩を踏み出すこと私が通信制高校に入学する前、一番不安だったのは「最初の一歩を踏み出すこと」でした。実は、私は高校の入学式には参加していません。入学式の日、家では「行こうかな」と迷っていました。しかし当時は、学校がどんな雰囲気なのかまったく分からず、それがとても怖かったです。「雰囲気に馴染めるかな…」 「もしかしたら誰かと話さないといけないかもしれない」そんなことを考えているうちに、不安がどんどん大きくなり、行く勇気が出ませんでした。そんな自分に対して、「周りは普通に高校生活を始めているのに、自分だけ動けていないのではないか」と情けなく思ったことを覚えています。結局、初めて登校したのは入学式から数日後の体育の授業でした。その時は、「行かなきゃいけない」という義務感だけで向かいました。体育館でどこへ行けばいいか戸惑っていると、先生が「こっちで一緒に卓球しよう」と声をかけてくれました。その一言で、少しほっとしたのを覚えています。そして卓球を始めてみると、思っていたよりも自然にその場にいることができました。行く前は一人で不安なことばかり考えていました。でも、実際に行ってみると先生が声をかけてくれて、思っていたよりも安心して過ごすことができました。振り返ると、行く前に感じていた不安は「まだ起きていないこと」を想像していたから生まれていたかもしれません。でも、実際に動いてみたら「案外大丈夫なのかもしれない」と、少し不安も和らぎました。私にとってその経験は、次の登校への自信につながったと思います。もし今不安を感じている人がいたら、どんな形であれ「まず一歩を踏み出してみること」を大切にしてください。②通い続けること私が通信制高校に入学する前に感じていた2つ目の不安は「通い続けること」でした。私は、不登校のあいだ深夜3〜4時に寝て昼の13時ごろに起きるという、昼夜逆転の生活を送っていました。さらに当時の私は完璧主義なところがあり、「遅刻して授業の途中から行くくらいなら、行かない方がいい」と思ってしまう性格でした。「生活リズムが乱れているのに遅刻はしたくない」そのジレンマが、「ちゃんと通えるのか」という不安になっていました。しかし、この不安は「自分のペースを見つけること」で少しずつ和らいでいきました。私が通っていた通信制高校は、自分で授業を選んで単位を取得していく仕組みでした。私は週に3日ほど登校し、授業は午後から始まるものでした。今振り返ると通いやすい条件ですが、当時の私には、「授業に間に合うように起きる」ということが大きなハードルでした。そこで母と相談し、授業に間に合わない時間に起きた日は、無理をせず休むことを決めました。また、授業に間に合うかギリギリに起きた日は、親に送り迎えをしてもらって登校していました。無理に生活リズムを整えようとするのではなく、「これならできる」というラインまでハードルを下げることで、自分のペースで通うことができるようになりました。そうして自分のペースが分かってくると、「通えないかもしれない」という不安も、少しずつ小さくなっていきました。振り返ってみると、当時の私は「不安がなくなったら通える」と考えていたのかもしれません。でも、大切だったのは不安や生活リズムの乱れがあっても、「その時にできること」を探すことでした。もし継続することに不安を感じている方がいたら、まずは、「これならできる」と思える小さな条件を探してみてください。③同年代と話すこと私が通信制高校に入学する前に感じていた3つ目の不安は、「同世代と話すこと」です。当時の私は、不登校だったことを後ろめたく感じており、同年代の人と関わることに強い不安がありました。ただ、中学生のころに通っていたフリースクールでは、周りも同じように不登校の子が多く、安心して過ごすことができていました。しかし高校では、「周りは普通に通えていた人たちかもしれない」「自分だけ浮いてしまうのではないか」と考えてしまい、人間関係に強い不安を感じていました。でも結果的にこの不安は、「無理に話さなくてもいい」と思えたことで和らいでいきました。「孤立したくない。でも、実際に話せるかどうかは分からない。」そんな不安を抱えたまま、入学を迎えました。しかし、実際の学校の雰囲気は、想像していたものとは少し違っていました。教室には、物静かな人が多く、 一人で落ち着いて過ごしている人もたくさんいました。「友達を作らないといけない」という雰囲気はなく、 無理に誰かと関わらなくてもいい空気があり安心できました。授業中に先生も交えて周りの子と話す機会もありましたが、先生も「無理に話そうとしなくていいんだよ」と声をかけてくれました。この言葉を聞いて、とても安心したのを覚えています。そして、最初は無理に誰かと関わろうとはしませんでした。教室では、本を読んだり音楽を聴いたりして、自分が安心できることをして過ごしていました。それからは、突然うまく話せるようになったわけではありませんでしたが、無理をしなくていい環境の中で、少しずつ人と関わることができるようになりました。今振り返ると、あのとき無理に人間関係を作ろうとしなかったことは正解だったと思います。不安をすぐに乗り越える必要はないです。まずは、「ここにいても大丈夫だ」と自分が安心して過ごせる時間や居場所を見つけること。 そこから少しずつ環境に慣れていくことが、大切なのだと思います。まとめ通信制高校は、学校によって雰囲気や仕組みが大きく異なります。だからこそ、「もしかしたら、ここなら通えるかも」と思える場所に出会うことが大切なのだと思います。振り返ってみると、私はずっと不安を抱えたまま動いていました。生活リズムが整わないまま登校していた日も、教室で誰とも話さずに本を読んでいた日も。不安が消えるのを待ってから動いたわけではありませんでした。だから、今不安を感じている人に伝えたいのは、「不安を消してから前に進もう」としなくていい、ということです。新しい環境では不安はつきものです。でも、その不安はなくすものではなく、ともに歩んでいくものだと思います。不安を抱えたまま、「これならできる」と思えることを探してみてください。最後までお読みいただきありがとうございます。フリースクールについてのご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。記事についてのご意見、ご感想などもお待ちしております。